研修医piyoの日記

研修医piyoのブログです。医大生の時と同じく好きなことを書いています。こんな研修医も世の中にいるんだなぁと思いながら読んでいただければ幸いです

初期研修医中に妊活し妊娠するまでの話

お久しぶりです。
前回の更新からもう10か月も経ってしまいました。
その間にCOVID-19は流行して、大変な世の中になった中、初期研修がはじまりました。

COVID-19でこの半年と少し、予定外になったことは
・結婚式が挙式だけになった
・ハネムーンが国内になった
・3月の国内の卒業旅行がキャンセルになった
くらいです。

結婚式ハネムーン共に感染者数はおちついており、自分の住んでいる県も10人感染者がいるかいないか、そして自分が住んでいる地域は感染流行地域ではなく、挙式自体が神前式でしたので密にはならないため挙式ハネムーン共に行いました。
披露宴はどうしてもマスクをとって食事をするという環境から参列者の方は逃れることができないため、いくら流行していない時期とはいえ安全は保証できないため実施しませんでした。
挙式もキャンセルするか迷いましたが、子供を初期研修中に身ごもりたく、挙式時期が延期されると妊活も延期せざるをえないと考え実施しました。

初期研修中に子供を授かりたい…漠然と考えてひとまず基礎体温の測定からはじめました。なんだか高温相が短い。
そして仕事のストレスか、月経が7日でおわらず9日で終わることが増え、10日以上続くことがでてきたため急遽産婦人科を受診。
産婦人科医に
「まだ子供とか考えてないかもしれないけどねぇ。妊娠できにくいかもよ。」
とどストレートにいわれました。

できにくいかも、って、何そのふわっとした言い方!!!
と思いながら、基礎体温を見せると、
「はかってる期間が短いからなんとも言えないけどさ、ちゃんとまず高温と低温になってなくない?高温相も短いし。基礎体温っていうのはね…」
と、まぁ知ってますけどという内容をたらたらと話され、「今度ホルモンの検査したほうがいいよ」と言われました。止血剤を処方され帰宅。
数日で月経がおわり、再度受診。ホルモンの検査を希望すると、「え、やるの?いいけどさー」
お前がいったんやないかーい、と突っ込みたくなりましたが、もうこの先生は信頼出来ないと思い行くのをやめました。

ひとまず医療の力を頼らずに妊活をその日からはじめることにしました。
結婚式前でしたが披露宴はやらないことに決めていたので、結婚式の時に万が一妊娠できていたとしても和装婚だし大丈夫でしょ。そもそも妊娠しにくいっていわれてるからすぐには妊娠できないだろうし、この数ヶ月が惜しいと思い妊活に大きく舵をふりました。

そして基礎体温から排卵日を割り出してタイミング法からスタート。
1か月、2か月と経ち、生理がくるたびにがっかりしました。
24歳まででも1周期あたりの妊娠率は25%だそうです。4周期で90%の人が妊娠する、という文献を見ました。

今回妊娠できなければ次は4周期目だから、本格的にホルモン検査して不妊治療にむけてすすまないといけない、と思い気が気ではありませんでした。
職場に妊活をしていることを伝えたら、
「2年で研修おわれないよ。いいの?みんなで卒業したくない?」
と言われました。

今の時点で妊娠できていないのにそうやって年齢を気にしていたらより子供できにくくなるじゃないか…
と思いひとまずスルー。

そうこうしていたら無事4周期目までに妊娠できました。
実際はかなり忙しい科をまわっている最中で、仕事をしない同期に対してイライラしていたり、環境自体がストレスフルで生理が遅れているだけだと思いました。
土曜日に日勤があり体温を朝はかると37.1℃で発熱まではいかないが身体もだるい…下腹部も重い…月経前症候群のような症状で、まさか妊娠しているとは思わず当日に突然誰かかわってくれそうにもないと思い仕事に行き、無事帰宅。翌日まさか…と思い妊娠検査薬をつかってみたら判定線よりも強く陽性がでました。

そうこうして結婚式前に妊娠し、喜びもつかのま、妊娠してからの試練が次々と沸き起こるのでした…


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