研修医piyoの日記

研修医piyoのブログです。医大生の時と同じく好きなことを書いています。こんな研修医も世の中にいるんだなぁと思いながら読んでいただければ幸いです

つわり初期 切迫流産に

前回の記事の続き。
妊娠が発覚してからすぐ、立ちっぱなし当たり前帰宅が21時近くになる科から、比較的座ってはいられるが研修医が仕事を第一線で行わなければならず命に直結する科に変わりました。
※私が勤めている病院は1ヶ月ごとに次の科にうつります。人数が多いため、1年目は内科も外科も指定された時期に指定された科をまわらなければなりません。そして科の選択の融通が基本的にききません笑

科がかわった1日目はちょうど6週目に入った時でした。初日のみ上の先生が仕事をしているのを見ながら翌日から1人で仕事するために勉強します。
その初日からつわりは突然はじまりました。
・ひどい吐き気
・頭がなんだかぼーっとして先生の話が入ってこない
・空腹を感じはじめると吐き気が一層強くなる

お腹の調子が悪そうな感じを出して、何度かお手洗いに行かせていただいて吐き気がおさまるまで便器に座ってることを繰り返していました笑

放射線あびる仕事もあり、上級医は「私は 入らないけど、プロテクターつければ大丈夫だからあなたは入ってね」と言われ、泣く泣く入り…

新しい科2日目。
さらに症状は顕著に。話せそうな先生でしたので、その日の上級医に妊娠している旨をつげ、吐き気がひどくて何度か席を外させて欲しいとお願いしたところ、科のトップに言いにいった方がいい、妊婦さんは放射線の業務から外してもらわないといけないから、と言われ、言いに行き、研修センターにも話した方がいいと言われ話しに行きました。

その頃から少しずつ出血があり、切迫流産と言われました。
それから1ヶ月間、吐き気との戦い。幸い6〜9週目は食べづわりで食べると比較的吐き気が落ち着いたのは幸いでした。妊娠しているのを知らなかったため放射線業務につかせてしまった先生からは深く謝られましたが、医者は放射線業務に携わらなければならないため、自分がはやく報告しないといけなかった、考えが甘かったと反省しました…

『妊娠報告は安定期から』
この印象が強く、切迫流産と言われていたこともあり、もし流産になってしまったらまた報告しないといけないのも嫌で同期にはほとんど報告していませんでした。これが後々厄介なことになるのです…

当直もまわりの迷惑になるため免除にしていただきました。

2回早退させていただいた3週目の時、科から休職することを勧められました。
4週のうち1週を超えて休むと再度その科をまわらなければならず、ここまできたのに休職は嫌で無理に働いてしまいました…
毎日少しでしたが出血は続き、この後も続いたのでこの時に自分が無理に働いたのは本当はよくなかったと思います
。ただ、自分の中では「初期研修が2年で終われない」と決めつけられたことに対して意固地になっていました。

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