扁平母斑との戦いに終止符を。その1
今年最終章的なブログ記事。
私自身に起こった出来事で今年一番の衝撃の出来事は、長年の悩みであった扁平母斑との戦いを終わらすことができるーということでした。
扁平母斑とは何ぞや。という方はこのサイトでも読んでみてください。
扁平母斑とはどんな病気か【図付】|症状や原因・治療|六訂版 家庭医学大全科 - gooヘルスケア
いわゆる茶あざと呼ばれるもので、私の場合は生まれながらありました。
物心をついた時からずっと気になっていましたが、母に言うと、そんな身体に産んでしまってごめんねと言われる度に、自分が気にすることで親も傷つけてしまうと思うとまた悲しい気持ちになるループになり、気にしないようにしてきました。
ある日、皮膚科の教科書を読んでいたら、自分と同じ「あざ」を見つけ、扁平母斑ということを知りました。そう、それまでただただキモイのがついてるとしか思っていなかったのですが、教科書を見て初めて名前を知ったのです。
顔にも扁平母斑があり、顔のものは0歳の時に近医でレーザーにて何回か治療を受けたそうです。顔は1㎝くらいしかなかった、ということもありました。
顔以外にある私の扁平母斑は服を着ても隠れにくいところにあり、しかもサイズは手のひらを超える大きさ。
その近医で相談したら、
「こんな小さい子にこんな大きいものにレーザーを当てる気か。」
と医者に強く言われたそうで、一度も当てられずにこの年まできてしまったというわけです。顔のものは完全には今も消えていませんが、さして気になるほどのものでもなく、まさか今悩んでいるものと同じ扁平母斑であることは知りませんでした。
大学で扁平母斑を扱っている診療科をまわっているときに、同じく扁平母斑できている患者さんもいて、何故私は当ててもらえなかったんだろう…と親に聞いたら事の真相はそういうことでした。
先生に相談したところ
教科書に書いてあったように、扁平母斑は治療後の再発も多く、レーザーが効くのが2割ほど、と言われました。
そして、レーザーをあてるとまばらに消える可能性も高く、色の薄いものはむしろ濃くなる可能性もある、と言われました。
つづく。